兵庫大学 兵庫大学短期大学部  教員情報   
     


  ノダ ナオエ
  野田 直恵   保育科 保育科   准教授
■ 標題
  「岡本かの子「花は勁し」論
――空間に生起するもの――」
■ 概要
  仏教を介した象徴主義の受容により、岡本かの子は「生命は体験を通して、象徴的手法で、具体化出来る」という創作指針を見出した。本作はこうした指針から「法華経」に基づいて書かれ、作中の「椽先」は世界の縮図を象徴するものとなっている。生命の実態を豊かな譬喩を通じて描いた本作を読む者は、作中の「シーン」に浮かぶ幻想から普遍的な生のあり方を見出すことになるのである。
   単著   『日本近代文学』第95集   2016/11