兵庫大学 兵庫大学短期大学部  教員情報   
     


  ノダ ナオエ
  野田 直恵   保育科 保育科   准教授
■ 標題
  「岡本かの子『河明り』の「目的」」
■ 概要
  本作後半の舞台となる東南アジアは、当時、国力増強のための物資獲得の場といった戦略的視座から描かれがちであった。だが、本作でのそれらの場は憧憬や癒しをもたらすものとして描かれている。軍国化してゆく風潮の中にあって、かの子が〈南〉に対してこうした概念を持ち得た背景には仏教を核とする世界観があった。
   単著   『国文学論叢』第49輯(『国文学年次別論文集 平成16年版』転載収録)   2004/02