兵庫大学 兵庫大学短期大学部  教員情報   
     


  タカミ チエ
  高見 千恵   看護学部 看護学科   教授
■ 標題
  要介護高齢者の家族介護者に対する心理教育的プログラムの作成と介入の有効に関する研究
■ 概要
  本研究の目的は、認知症と診断されていない要介護高齢者の家族介護者に対する心理教育的プログラムを作成し、そのプログラムを用いて家族介護者の不安及び介護負担感に対する有効性を検証することである。心理教育的プログラムは、認知症についての理解、認知症の人への対応方法、認知症予防、社会資源とし、計4回の介入を実施した。介入を実施した結果、介入群と対照群の比較では、Zarit介護負担尺度日本語版(J-ZBI)得点、及び全ての日本語版Profile of Mood States短縮版(POMS)得点で有意な交互作用と有意なグループの主効果が認められ、介入による効果が示された。また、介入群において、POMSの「緊張-不安」「怒り-敵意」「抑うつ-落込み」「活気」の4項目に有意な得点変化が認められ、家族介護者の情緒状態や心理状態が改善したことから、認知症と診断されていない要介護高齢者の家族介護者の不安及び介護負担感を軽減するには有効なプログラムであることが示唆された。
400字詰原稿用紙換算403枚
   単著   広島大学大学院保健学研究科保健学専攻   2016/02