兵庫大学 兵庫大学短期大学部  教員情報   
     


  オオウエ ユカ
  大植 由佳   看護学部 看護学科   准教授
■ 標題
  在留外国人を対象の「国際料理教室」へボランティア参加した看護大学生への教育効果
■ 概要
  本研究では、看護大学生が在留外国人対象の「国際料理教室」にボランティアとして参加したことが、どのような教育効果があるかの概要を検討し、国際理解のための今後の研究の示唆を得ることを目的とした。国際看護学を受講した看護大学生のうち、A町の在留外国人対象の「国際料理教室」への参加希望者6名を研究対象とし、「国際料理教室」の前後に自記入式質問紙調査を実施した。調査内容は、1.学生の基本属性、2.異文化理解の程度(鈴木他,2000)27項目、3.ソーシャルスキル(菊池,1988)、4.援助成果(妹尾・高木(2003)の11項目)とした。プログラムは、おひな祭りの時期であり、巻き寿司やお吸い物、うぐいす餅を在留外国人とともに料理し試食する内容であった。「国際料理教室」には、中国、ベトナムなど約10名の在留外国人が参加した。各下位尺度を「国際料理教室」前後のt検定を行った結果、在留外国人に対する援助成果「愛他的精神の高揚」は有意に向上した(p<0.05)。自由記述として、「もっと日本文化について知っていたら話せた」「料理を一緒に作れて楽しかった」などといった、在留外国人への理解や学習意欲の現れる記述があった。
  ◎大植由佳 大植 崇
   共著   第25号兵庫大学論集 2020 Hyogo University Journal   兵庫大学   pp.63-70   2020/03