兵庫大学 兵庫大学短期大学部  教員情報   
     


  サタケ クニコ
  佐竹 邦子   共通教育機構 共通教育機構   准教授
■ 標題
  ボロノイ分割を用いた皮膚細胞の再生過程のシミュレーション(修士論文)
■ 概要
  人体の表皮細胞は、皮膚表面では規則正しい並びをしており、面積も均一である。しかし細胞が作られる基底層では、その並びは不規則であり大きさも不均一である。細胞は表面へ押し上げられるにつれて規則正しくさらに均一な大きさへと整えられるのである。本論では、基底層から皮膚表面へ細胞が押し上げられる過程で、細胞が規則正しく並び、大きさも均一になっていく仕組みについて調べることを目的とした。具体的には細胞をボロノイ多角形で表し、様々な数値実験を行った。結果、ランダムな配置からほぼ格子状の均一な大きさの安定した配置へと移行することを示した。また、今回のモデルでは安定な状態は2周期性を持つことが確認できたが、実際の皮膚細胞は3周期性であるため、課題が残った。
  ◎佐竹邦子・池田勉・森田善久
   共著   龍谷大学理工学研究科   1995/03